【求人の多い介護のお仕事のススメ】

【求人の多い介護のお仕事のススメ】

①介護の仕事に目を向けてみよう

若干景気が上向きとの世論ですが、それでもまだまだ就職できない若者もあふれているようです。求人が豊富で買い手市場の今、就職活動をしている新卒の人達はいいと思いますが、問題は失われた20年とも言われた期間に就職するはずだったのに就職できなかった人。あげくフリーターとして未来の見えない働き方をしている人や、数々の求人情報を見て面接を受け、ようやっと就職できた先がブラック企業のような劣悪な雇用条件で働いている人が数多くいると思います。そんな人には『介護』のお仕事どうでしょうか?絶対に嫌!と思っている人はどうしてでしょうか?介護を仕事にすることで、得られる多くのメリットがあります。なぜなら、今後の自分の人生の中で介護にかかわらないといけない時期が必ず来るからです。自分の両親の介護、また既婚者の方は義両親の介護もあります。そして、いずれ歳をとると、今度は自分が介護を受ける側になります。このように、人は誰でも一生のうちに何回か直面する問題が介護です。

②将来もずっと必要とされる消えないお仕事

求人情報には介護の仕事はいつも募集されているように思います。やはりそれだけ求人が途絶えないということは、常に人手不足であることは否めません。そして、超高齢化社会に入ったといわれる日本においては、これからも求人が途絶えることはない分野だと思います。21世紀になり、各分野でIT化が進んだことによって今後多くの仕事が消えていくのではないかと言われています。たとえば、スーパーのレジ業務は、人間じゃなくても出来る日はそう遠くない気がします。それから、タクシードライバー、トラック運転手も自動運転の車が普及すればどうでしょうか、たちまち不要になってしまうのではないでしょうか?しかし、人対人でないと上手くいかない分野があります。医師、看護師、学校の先生、そして介護。こういう分野はいくらITが進もうが色々なものがオートメーション化しようが、やっぱり人の温かみが必要な分野で、ここは人以外のものが取って代われないものだと思います。だからこそ、介護の分野は強みがあるのです。

③求人に目を向けてみようそして、面接に挑戦しよう

介護の世界に興味を持ったら、求人をまずチェックしてみましょう。介護福祉士を持っていることが条件になっている求人も多いと思いますが、中には未経験可、経験・学歴不問の求人もあるはずです。良い求人は、情報が多く載せてあること。福利厚生がしっかりしていて、各種保険完備は勿論のこと、産休育休や提携の保育園があれば女性は長く働くことができる現場になるでしょう。良い求人を見つけたら、次にすることは何でしょうか。面接対策と履歴書をきちんと用意することです。面接対策は書店で売っている面接のためのHOWTO本一冊で十分です。なぜなら、就職の面接で問われることは、介護の現場にかかわらず大体どこの業界でも同じだからです。きちんと挨拶できているか、姿勢はいいか、身だしなみは問題ないか、明るく元気かなど、面接という数分の間で面接官は瞬時にその人の「人となり」を見極めます。普段の自分の良いところを精いっぱい発揮して、良い印象を持ってもらうようにしましょう。人は見かけではないのは確かですが、見かけも良く中身も良い方が良いに越したことはありません。高級品でなくてもいいので清潔なスーツに磨いた靴、さわやかな髪型で臨みましょう。女性の場合は、髪の毛が長い人はできるだけ綺麗に結って顔にかからない様にしましょう。前髪も長いと暗い印象になってしまいます。介護福祉士を持っておらず、介護の世界での就職が初めてだとしても、求人に未経験可とあって、面接に進んだならば、堂々としていましょう。そして、大切なことは未経験だけれど、この介護の業界で一から頑張っていくということを強くアピールしてその熱意を伝えるということです。求人を見て、こういうところに魅力を感じたとか、介護のこういうところに興味を持ったのでこの道に進もうと思ったなど、具体的に話をしてください。また、求人情報や求人票には載っていなかったことでも、疑問に思ったことや質問があればこの時に聞くといいと思います。

④履歴書の用意も抜かりなく、面接でしっかり熱意をアピール

履歴書は、当たり前ですが自分の経歴と職歴をウソ偽りなく書いてください。勿論、字は丁寧に書くことが大事です。たとえ、習字を習っていた人のような美しい字が書けなかったとしても、ゆっくり丁寧に心を込めて書いた字というのは、「あぁ、字を書くのは得意ではないけど、頑張って書いてくれたんだなぁ」というのは、面接官にも伝わります。それから、志望動機の欄には先ほども面接でのポイントで言いましたが、介護職に対する熱意を精いっぱいに書いてください。全くの異業種からの転職の場合は、なぜ畑違いの業界への転職を希望するのかをきちんと書いてください。こういう理由で介護職に興味をもったからと、たとえば自分の両親の介護を目の当たりにして、介護の世界に興味を持ちましたとか、親戚が・・・やテレビでこういう番組を見てとかでも説得力のある内容なら大丈夫です。
常に求人募集している介護の世界では、本当に良い人材が面接に来てくれたならすべて採用したいというのが面接官の本音だと思います。ただ、面接官が気になっているのは、「本当に続けてくれるだろうか・・・」ということや、「きちんと責任感を持って働いてくれるだろうか」という所だと思います。特に、介護の分野は離職率がとても高いので、採用する側は長く勤めあげてくれる人を切望しています。求人が常に出ているのは、急成長していて求人が追いつかないということも理由のひとつですが、介護職からの離職というものも物凄く多いからなのです。しかし、介護の仕事というのは、本当に良い仕事だと思います。確かに肉体労働中心で、夜勤も有るなど、土日祝日も関係なくシフトで動いている勤務形態は楽とは言えないと思いますが、かといって今の世の中他に何かとても良い求人というものを見たことが有りますか?中途採用でちょっと条件が良いと思えば、押し売りや詐欺まがいの営業やノルマがきつい営業など、ブラックな求人の方が多いのではないでしょうか?
だったら、介護職は利用者さんからも利用者さんの家族からも「ありがとう」と感謝の言葉をかけてもらえたり、「助かった」と言ってもらえたり、人の役に立てていることを肌で実感できる業界です。間違っても、詐欺のようなことをしてお金をもらっているのとはわけが違うので、自分でも仕事に誇りを持てます。しんどいことをしないといけないのは、どの仕事でも一緒なのです。だったら、人に感謝されたり喜ばれたりすることでお金をもらいたくないですか?

⑤転職を天職に変える

未経験で就職させてもらえたら、入職してから仕事を通して沢山知識を付けて、年一回の介護福祉士の試験に挑戦してみましょう。資格を取ることで、自分の自信や仕事へのやりがいが更に増えることと思います。介護福祉士を取得すると、今度はケアマネージャーという利用者さんとヘルバーさんや介護師さんの調整をするような管理的な仕事をする立場にもなることが出来ます。介護職というのは、それだけ色々な可能性を秘めた仕事ですし、これからももっともっと成長していく業界で、その成長はまだ始まったばかりだと思われる業界です。介護を生涯の仕事にしていると、自分の身近な人に介護が必要になったときにも動じることなく、自分のすべきことが良くわかると思います。これは外部のヘルパーさんに頼んで、これは自分でしてなど、フットワーク良く動けるでしょう。自分のパートナー(妻や夫)も、いつか介護が必要となるかもしれません。その時にも、勉強した知識はきっと貴方を支えてくれるはずです。

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