【保育士に求められるスキルとは?】
保育士は子どもたちの成長に大きく関わる責任重大な職業です。子どもが好きという気持ちはもちろん大切ですが、それだけでは保育士を続けていくのは難しいもの。今回は保育士になりたいと思う人のために、身につけておくべき能力やスキルについてお話しします。
①子どもの身を守る
保育士にとって一番大切なことは、子どもたちの安全と健康を守ることです。そのためには、子どもたち一人ひとりが日々健康であるか、しっかりと見極めることが重要になってきます。園児が風邪をひいていないか、病気の予兆はないか、毎日観察し把握できる能力を身につけておきましょう。子どもは免疫力が大人に比べて弱いので、些細なことであっても風邪や病気がすぐに悪化してしまうことがあります。子どもがなりやすい病気や、予兆などについてあらかじめ調べておき、いざというときのための対処ができる知識をしっかり身につけておくとよいでしょう。
また、子どもにとって危険というのは日々つきものです。子どもたちが危険な目に合っていないか、ケガをしそうな遊びをしていないか、日々アンテナを立てておくことが必要です。園児たちの安全を確保するということは、とても体力と気力のいることです。常日頃から、危険なことがあっても子どもたちを守るという強い心を持っておくようにしましょう。
②音楽・絵画
保育士として身につけておきたいスキルのひとつに音楽や絵画といった芸術系のスキルがあります。子どもたちは、保育園で創造力を身につけるといっても過言ではないほど、芸術の分野は幼児期の経験が重要になってきます。ピアノや歌、お絵かきなどは、求人の中で明記されているところもあるほど、どの保育園でもお遊戯の一環として行われるものです。音楽や美術に関するスキルがあると、どの施設でも重宝される人材になることができるため、ぜひ身につけておきたい能力ですね。
③コミュニケーション能力
保育士に必要なのは子どもに関係するスキルだけではありません。保育園での園児たちの状態について一番知っておくべきなのは子どもたちの親御さんです。子どもをお預かりしている立場として、園児たちの毎日の状態を的確に親御さんに伝えるコミュニケーション能力が重要になってきます。昨今ではモンスターペアレントなど保育士と親との問題が多く発生していますが、子どものためであれば、親御さんに対して臆することなくアドバイスを行うのも保育士の仕事といえるでしょう。
いかがでしたか?
子どもにとって保育士は先生です。子どもたちの成長を援助するとともに、自分自身も保育士としてのスキルを磨くことは怠ってはいけません。子どもが好きという気持ちはもちろんですが、子どものためになることを支援してあげるのが本来の保育士の仕事であることを忘れないようにしましょう。
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