【介護職の求人と面接について】

【介護職の求人と面接について】

転職するときにどの職種にしようか悩むのではないでしょうか。職種といってもほんとうに様々な仕事がたくさんあります。前に働いていた仕事と同じ職種なら良いのですが、まったく違う仕事にしようと思うとすごく考えてしまいます。そこでオススメなのが介護職です。介護は本当に人手不足で今すぐにでも人手が欲しい職種です。そのため、求人をたくさんしており、比較的転職しやすい職業です。もちろん人のお世話をする仕事ですので、楽というわけではありません。ですが、やりがいのあるとてもすばらしいお仕事です。少しでも介護職に興味があるなら思い切って介護職に転職することをオススメします。

●待遇の良い介護職に就くには

しかし、介護職がいくら人手が足りないからといってもそう簡単に雇ってくれるわけではありません。また、介護職は給料が安いことが問題になっています。もちろん転職する以上は給料アップを狙っているはずです。ですので、今のまま面接に行っても落ちてしまう可能性が高く、仮に受かったところで待遇や給料が安いところにしか採用されません。実際に給料が高い求人は人気があるのですぐになくなってしまいますし、優秀な人材を採用します。そこで、面接に行く前に介護職に関する資格をとって行く事をオススメします。まったく資格がないよりかは、あったほうが絶対に有利なので面接に行く前に自分で勉強して資格を取ってください。もし、介護の資格をすでに持っている人でもさらに難しい資格にチャレンジして少しでも有利になるようにすると良いです。いくらあなたに良い資格があってもすばらしい技術を持っていたとしても良い求人先の見つけ方を知らないと意味がありません。良い求人というとどうしても給料にだけ目が行きがちですが、それだけではありません。会社の安定性や待遇など様々です。また、面接を受ける人が何を望むかによって良い求人の内容が変わって来るので一概には言えないので、あなたが何を望んでいるのかを考えてみると探しやすいです。例えば、人間関係、会社の雰囲気、給料、休み、安定性、将来性、通勤時間など見方はそれぞれなので、自分が何を求めているのかを考えて見ましょう。それが明確になったら、実際にたくさんの求人を見て選ぶと良いです。探すのは求人雑誌でも良いですが、転職サイトもあり、無料で活用できるのでサイトで探すと便利です。転職サイトもたくさんあるので、転職を本気で考え出したら転職サイトを見てみると良いです。

●採用されやすい履歴書の書き方

では、次に大切な履歴書の書き方について紹介します。まず履歴書はあなたがどんな人かを知る大事な資料になります。履歴書を見てある程度どんな経歴かその本人の性格などを分析していきます。履歴書で100%その人を見るわけではないのですが、大事な判断材料になるので、慎重に書く事が大切です。まず、一番大切なのが介護職でも何でも同じですが、手書きで丁寧に書く事が原則です。ただの紙切れだからといい加減に書くのは絶対にいけません。文字でもあなたの性格を判断するので、必ず丁寧に書きましょう。そして、誤字脱字も絶対にいけません。また、×印や修正液を使うのは良くないので間違えたら面倒でも最初から書き直しましょう。そして、大切な自己RPですが、介護職に就きたいのであればしっかりと介護に携わりたい気持ちをアピールしましょう。介護、福祉業界は特に気持ちや志を重視する傾向にあるので、いくら良い資格を持っていても自己PRが適当では意味がありません。しっかりと介護職で働きたいと思った理由を書きましょう。もし、介護職の経験者なら自分の体験を交えて書くのも相手に良い印象を与える事が出来るのでオススメです。スキルを持っている人はそのスキルをどう活かしたいかを書くと印象がアップします。介護職だけではなく、すべての職種に言えることですがあなたの思いがしっかりと伝わるようにアピールしていく事が大切です。履歴書はあなたの事を知ってもらう大事な書類なのでしっかりと書いていきましょう。

●あらかじめどんな仕事内容か知っておくこと

そして、介護の求人を探して面接に行く前に介護の仕事がどんなものか知っておくことは非常に大切です。求人情報ではどのような仕事なのかまで細かくは書いてありません。ですので、体験者でも良いですし、色々なところから情報を集める事をオススメします。介護といっても老人ホームから在宅まで様々です。老人ホームに勤めると着替えの補助、食事の補助、排泄の補助、また、体が不自由な人は歩行の補助なども行います。そして、在宅などで働く場合は、食事の準備、部屋の掃除、身の回りの生理整頓、洗濯、買い物まで日常で必要なことのすべての手助けを行います。在宅は利用者のニーズによって内容が変わって来るので相手のニーズに合わせてしっかりとお仕事をしていく事が大切です。このように、介護といっても求人によって仕事微妙に違ったりします。まずは、求人情報に老人ホームか在宅がどちらなのかを調べると良いです。しかし、求人にはすべての事が書いてあるわけではないので、働いてからしか分からない事もある事を覚えておきましょう。

●有利になる志望動機の書き方と面接官がみるポイント

介護の仕事を一度でも行ったことがある人は良いのですが、初めてという人は、志望動機をどうやってアピールしていけば良いか分からない人もたくさんいると思います。そこで、志望動機をどのように書けば面接で良い印象を与えられるかを紹介します。まず、未経験の人は、過去の経験をアピールする事が出来ず、少しだけ不利になってしまう可能性があります。一度でも経験があるなら面接官に「具体的にどのように役に立てるか」をアピールする事が出来るのですが、未経験にはそれが出来ません。面接官は「どのように働いてくれるか」「どのような能力があるか」を見ています。しかし、未経験だとそこをアピールする事が出来ないので、その代わりに、「人の役に立つ仕事に就きたい」「高齢者の助けがしたい」「コミュニケーション能力が高いのでそれを活かしたい」などとアピールするといいでしょう。介護といっても老人の人とのコミュニケーションは大事です。求人ではコミュニケーションが必要とは書いてありませんが、人と接する以上、必ず必要になってきますし、高い方が働いてからは絶対に有利なのでアピールしていきましょう。そして、求人情報で良いところが見つかったら次は面接に進むのですが、面接官が見るポイントというのがあります。介護職はやりがいがありますが、とても大変な仕事です。そして、人と接する仕事になるので一番、人柄を重視します。例えば、あいさつ、言葉遣い、熱意、身だしなみなどです。人と接するため、人間関係が特に重要になります。利用者の人と言い合いになったりすると問題に発展するので人柄は一番見られます。実際に人のお世話は大変です。腹の立つ事もあるでしょうし、我慢するところもあります。ですので、人柄がよく、忍耐力がある人かどうかを見ています。スキルや経験はその次だと思ってください。

このように、介護職は人のお世話をする仕事でもありますし、人と接する仕事でもあります。ですので、人の世話も出来なくてはいけませんし、ある程度コミュニケーションもなければいけません。求人情報ではお金のことと良い事しか書いていないので、具体的なことは分かりません。これらの事はどんな介護職についても同じなので介護に転職する以上は覚悟しておきましょう。もし、介護職に就きたいと思ったらたくさんの求人情報を調べて自分のニーズに合った職種を選択しましょう。また、求人に書いてある情報だけを鵜呑みにしないで自分で聞いてみることも必要です。疑問点があれば失礼のないように面接官に聞いてみて、納得して仕事をしてください。

転職活動のご相談・ご質問などお気軽にお問い合わせください!