【 保育士の種類について】

【 保育士の種類について】

子供が好きな人たちにとって天職ともいえる保育士。保育士は一般的に幼児に関わる保育園で勤務するイメージがありますが、保育園以外にも児童養護施設や障害児施設など幅広いフィールドで活躍できる仕事でもあります。今回はそんな子どもたちに関わる仕事である保育士の種類についてご紹介します。

公立?私立?保育園の違いについて

一般的に保育園と呼ばれる施設は「公立」と「私立」に分かれています。

■公立

行政が運営している保育園のことを指しています。公立の認可保育園で働く場合、各自治体の公務員という扱いになるため、保育士資格の取得の他に、公務員試験を受ける必要があります。加えて採用試験を受ける必要がありますが、自治体によって数年に一回しか保育士の求人を出していないといったところもあるため、場合によっては希望の地域で保育士として働けないといったケースも発生します。

地方自治体が運営していることから、経営破綻などの心配もなく、公立保育園への採用が決まれば、安定して保育士として働くことができるでしょう。

■私立

公立とは違い、行政以外の学校法人や社会法人などが運営を行う保育園を指します。行政で働くわけではないため公務員ではなく、団体職員や会社員という扱いになります。運営する団体によって園の環境や方針が大きく違ってくるため、職場においても保育園ごとに特徴があるでしょう。採用の方法や求人の出し方も保育園ごとで違うため、柔軟な対応が必要です。公立と違い、基本的には転勤がないため、長く同じ保育園で働くことができるでしょう。比較的若い保育士が多いのも私立保育園の特徴ともいえます。

保育士が活躍する施設

保育士資格を持つ人が働くことができる施設は他にもあります。

■児童厚生施設

一般的に児童遊園、児童館と呼ばれる施設です。児童に健全な遊びを与え、健康を増進させるとともに、情操をゆたかにすることを目的としています。

■児童養護施設

保護者のいない児童や虐待を受けている児童の援助を行う施設です。

■乳児院

乳児の養育と援助を行う施設です。乳児という名前がついていますが、必要がある場合、小学校入学前までの児童を養育しています。

■各種障害児施設

知的障害児や盲ろうあ児などが将来自活できるよう援助・保護する施設です。

保育士の活躍の場は増えている

現在、女性が活躍する社会となるにつれて、保育園の需要は高まってきています。上記に挙げた以外にも、保育士が活躍できる場はたくさんあり、求人も年々増えていっているといってもよいでしょう。時代の変化につれて、訪問型保育などの求人も多くなってきています。

保育士は子どもたちの将来を担うかけがえのない仕事です。たくさんある求人の中、自分に合った働き方を見つけてみましょう。

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