介護業界は専門性が問われる業種であると思われがちですが、実は業界未経験であっても応募できる施設が多く存在しています。とはいえ「介護の仕事に興味があるけど、違う業種からの転職だと不安」という人も多いのではないでしょうか。

今回は介護未経験者が自分に合った職場で働くために知っておいてほしい転職先の見分け方についてご紹介します。

ライフスタイルに合った働き方を選ぶ

介護の仕事というのは不定休であったり、夜勤が発生したりと、働き方が今までと大きく変わる可能性があります。自分のライフスタイルと合わない働き方をしてしまうと、身体を壊したり、辛くなってすぐに辞めてしまったりなんてことも。

特に女性の場合は、育児が重なると夜勤で働けないという人もいるのではないでしょうか。

介護の仕事は正社員だけでなく、契約社員や派遣社員、アルバイトなど様々な働き方で募集をかけている場合が多いです。たとえアルバイトや派遣社員であったとしても、ゆくゆくは正社員登用がある職場も少なくありません。未経験だからこそ、すぐに正社員という道を選ばず、慣れるためにアルバイトからスタートという働き方もあるのではないでしょうか。

方針や理念は思っているより何倍も大切

求人を探しているとどうしても給料や休日、福利厚生に目が行ってしまいがちです。確かにそれらは自分が働く先を決定する上で重要な事項ではありますが、それと同時に施設の理念や方針についてもチェックしておくようにしましょう。

方針や理念はいわばその施設がどのような働き方をしているか、どういった雰囲気であるかを伝えているものであるといっても過言ではありません。給料や福利厚生が見合っていても、働き方に対する方針や理念が違うとどうしても働きづらくなってしまいますよね。

そういったことを避けるためにも、施設の方針や理念についてもしっかりと目を通しておくことが大切です。

人材育成の体制が整っているか

未経験からの転職だからこそ注目しておきたいのが、人材育成の体制がしっかりと整っているかどうかということです。求人では未経験OKとうたっておきながらも、実際に入社してみると研修もなく即スタートというところも少なくありません。その結果、仕事についていけず辞めてしまうといった例もあります。

利用者さんと直接関わる仕事であるからこそ、しっかりと研修制度や人材育成の体制が整っている施設を選ぶようにしましょう。

介護の求人は他の業界に比べてもとても多く掲載されています。家から近いから、給料がいいから、といった表面的な理由だけで選ばずに、未経験だからこそしっかりと自分が納得できる職場への転職ができるよう活動をしたいですね。

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